先日、東京にて古典鍼灸研究会の知熱灸(ちねつきゅう)セミナーがあり、参加してまいりました。

知熱灸とはお灸の種類の一つで、小指の頭位の大きさのお灸です。コリをほぐす目的に使うことが多いです。

因みに、私が所属している「東洋はり医学会」のお灸は力の抜けているへこんだり、冷えたりしているところを強化する目的で用いることが多いです。 艾(もぐさ)の形の作り方も会派によって随分異なります。

 

今回のセミナーは「古典鍼灸研究会」という歴史の古い何人かの偉い先生がかつて所属していたところです。柳谷素霊(やなぎや・それい)先生、井上恵理(いのうえ・けいり)先生、井上雅文(いのうえ・がぶん)先生などです。

その凄い研究会の会長である中村耕三先生のセミナーを受講してまいりました。

結論から申しますと、知熱灸はとても簡単に習得できました。私も臨床で目的に合わせていろんなタイプのお灸を使うので簡単でした。しかし、中村先生は今回特別に私がモデルになりたいと申し出たときに、鍼(はり)も行ってくれました。しかも解説付きです。(時間の都合で、随分簡略化はされた説明でしたが・・・)

古典鍼灸研究会も私の所属する東洋はり医学会と同様、経絡治療(けいらくちりょう)を行うのですが、ベースとなる技術の本治法(ほんちほう)も若干細かい部分が異なるのです。というか、各会派でもそれぞれ違いがあります。

例えば、同じ豚骨ラーメンを作るのにも、各店によって若干の違いがあるように、それぞれの会派に個性があるのです。

その本治法の鍼の打ち方、ツボの選び方、脈の診方、どれも私には新鮮でした。今回のセミナーではとても大きな収穫がありました。

古典鍼灸研究会・中村先生にはとても感謝しております。

 

 

 

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