昭和の名灸師といわれた故・深谷伊三郎先生の書籍からの情報です。
インポテンツに対してとても効果があるとされている灸です。
足の親指の爪の根本、外側(人差し指に近い側)に大敦(だいとん)というツボがあります。
上図では青い点です。これは足の厥陰肝経(けついんかんけい)という経絡(けいらく)上のツボで、生殖器疾患・婦人科疾患などに関係の深い経絡です。
このツボの変動した反応点として爪の根本の中央部(黒い点)を治療点としています。
深谷先生は、神経性の勃起不全(インポテンツ)には絶対的な自信をもってこのツボの灸を紹介しています。
ここに3~5壮の灸をするようです。これを1週間続けると性力の充実してくるのがはっきりしてくると記してあります。
因みに、深谷先生のいう灸は米粒の半分くらいの小さくひねった灸を焼き切るきゅうです。一般の方が行うときは、せんねん灸などの台座灸になると思いますが、3つくらい続けてやってみると良いのではないでしょうか。
この黒の点の方のツボは、他にも更年期障害のホットフラッシュで汗がダラダラ出るものにも効果があるとされています。
青い点の「大敦(だいとん)」は、「鍼灸大成」などの東洋医学の古典には「陰茎の痛み、陰嚢が腫れ、へその中や下腹の痛み、女性の不正出血、性器の痛みなどを治す」ということが書かれています。
これらのことでお悩みの方は一度試してみてはいかがでしょうか。自分ではどうにもならなかった場合、自身のない場合はご来院していただければと思います。
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