患者さんから、よく「家でやった方がいいことはありますか?」と聞かれます。
肩腰、脚、腕などの運動器疾患に関しては、「日本酒マッサージ」を最近は、ご提案しています。
40年くらい前でしょうか、私が若いころに話題になった治療法が「日本酒マッサージ」です。
これは野球の中日ドラゴンズの看板選手だった谷沢健一さんが、自身の踵の故障で2年間プレーできなかった時に出会った治療家の施術です。その先生の日本酒によるマッサージと、それによるセルフマッサージにてカムバックできたというものです。
その先生は、かつて戦時中にスパイとして中国で活動されていて、捕虜として捕まって酷い拷問を受けたのだそうです。その時に、軍医から拷問を受けたとき用に予め教わっていたのが日本酒マッサージだったそうです。
明日、殺されるというときに敵から「最後に何か欲しいものはあるか?」と聞かれ、日本酒を要求したそうです。
先生はその日本酒を飲まずに、体中の怪我を負ったところにすり込んだのだとか。それで怪我を治し、隙を見て脱走出来て、終戦後、日本酒マッサージの治療家に転身したという経緯の持ち主です。
最近、日本酒マッサージの事を思い出し、再度ネットで調べて詳細を確認し、患者さんにお伝えさせていただいている次第です。
使うお酒は、「純米酒」と書かれたものです。「醸造酒」と書いてあるものは、余分な添加物が入っており、肌に良くないから駄目だそうです。
私は治療院の隣のドミーつつじが丘店にて「山田錦(白鶴酒造)」というお酒をマッサージ用に購入しております。これは値段も千円くらいで安く、匂いも良いからこれを選んでいます。
痛いところのスジとスジの間にすり込むようにマッサージすると、随分痛みが緩和します。ただ、完治させられるものではないように思うので、とりあえずの痛み止めくらいに思った方が良いかもしれません。
運動部の学生さんなんかに良いのではないでしょうか。部活が終わってからでは治療院の営業時間に間に合わなくて、メンテナンスが出来ないこともありますからね。是非、やってみて下さい。
はり灸マッサージはれ治療院
愛知県豊橋市の伝統鍼灸術とマッサージ・手技療法の治療院東洋医学・脈診流鍼灸(経絡治療)・刺絡、吸い玉による瘀血(おけつ)治療・按摩・指圧・マッサージ・スポーツマッサージその他手技療法・
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