切診の脈診の続きで、「脈状診」に入ります。

脈状診とは、手首の脈の打ち方、状態を観察し鍼の刺し方の手技・手法を決定するものです。

脈の打ち方の種類にはたくさんあるのですが、ここでは簡単な「六祖脈(ろくそみゃく)」について解説します。

「六祖脈」は浮沈・遅数・虚実という6種類の脈に分類し、鍼の手法を決めます。

まずは「浮沈」。脈が浮いているかを診ます。

浮いているというのは、脈に触れただけでも脈の拍動を感じることが出来るということです。

浮いている場合は病が表面の浅いところにあるという事を意味します。ただし、痩せている人や子供は正常で浮いています

沈は沈んでいる脈で、病が深いところにあることを意味します。浮腫みの場合なども沈になっています。但し、太っている人は正常でも沈んでいます。

次に「遅・数(ち・さく)」です。これは冷えや熱を診ます。 他にせっかちな人は数で、おっとりしている人は遅を打ちます。

 

子供などは、正常で「浮・数・実」の脈を打っています。定則通りを「順」とし、定則に当てはまらないもの、例えば子供なのに「沈・遅・虚」だったり、太っていて、おっとりしているのに「浮・数・虚」だったりするものを「逆」と表現します。

順の場合は治り安いと診ます。 逆は治るのに少し時間がかかるので、患者さんには、少し時間がかかる旨をお伝えします。

 

脈状診は他にも滑脈、嗇脈、長脈、短脈などいろんな種類があり細かく身体の状態を知る手掛かりとします。

因みに、妊娠しているときなどは「滑脈・大脈」という特有の脈を打ったりもします。

次回は、比較脈診を解説します。

 

 

 

※当院では寝たきりの方、歩行が困難な方、手足の筋肉に麻痺や関節に拘縮(こうしゅく)のある方に対しての、国家資格者による訪問医療マッサージを行っています。

現在、若干名の患者さんを受け入れる余裕があります。健康保険を使った施術になります。

1回あたりの治療費は、1割負担の方の場合→約300円~430円です。

健康保険を利用するため、医師の同意書が必要です。詳しいことは、お電話にてご説明いたします。

ご不明な点は、お気軽にお尋ねください

はり灸マッサージはれ治療院)

愛知県豊橋市の伝統鍼灸術とマッサージ・手技療法の治療院
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