つい最近、癌を患った患者さんが、抗がん剤治療を受ける数日前に来院されました。初診の方でした。

以前、抗がん剤を受けようと思ったら体調がひどく悪く、受けられなかったので、今回は受けられるように万全の状態で臨みたいので鍼灸で体を整えておきたいとの事でした。

診てみると脈も力なく、皮膚にも力がありません。

東洋医学の脈の診方で「胃の気(いのき)」というものを診ます。

「胃の気」とは、簡単に言うと生命力とか自然治癒力のようなものです。

東洋医学の古典にもよく、「胃の気のあるものは生きるが、胃の気の無いものは死ぬ(予後が悪い)」と、恐ろしい言い方で出てきます。(現代では医学が発達し、昔は死んでいたケースでも今では助かるケースも多々ありますので過剰に心配なさらずに)

この方は「胃の気」がとても弱かったので、胃の気を強くすることを意識して治療しました。

治療後、随分としっかりとした胃の気が出ていました。

治療前の胃の気のない状態で、強い抗がん剤治療を受けていたらと思うとゾッとします。

もちろん、胃の気が出たからと言って、そもそも体への負担がとても大きいとされる抗がん剤治療を受けても全く平気という事は無いと思います。

が、胃の気が無い状態で受けるよりはいくらかは副作用を軽減できると思います。

抗がん剤を受ける前の体調管理に鍼灸を使う。このような鍼灸治療の利用法も「アリ」かなと思いました。

はり灸マッサージはれ治療院

愛知県豊橋市の伝統鍼灸術とマッサージ・手技療法の治療院東洋医学・脈診流鍼灸(経絡治療)・刺絡、吸い玉による瘀血(おけつ)治療・按摩・指圧・マッサージ・スポーツマッサージその他手技療法・
側弯症(そくわんしょう)・腰痛・坐骨神経痛・肩こり・ムチウチ・頭痛・背部痛・五十肩・テニス肘・ゴルフ肘・シンスプリント・膝痛・足関節捻挫・関節リウマチetc・・・
口内炎・胃痛・下痢・便秘・頻尿・喘息・痔・陰部の痛み(陰部神経痛等)・会陰部の痛み、痒み、ED、性欲過多