今回は「亥の刻(21時~23時)」です。

この時間は三焦(さんしょう)が強く働きます。

三焦とは、東洋医学独特の思想のより生まれた概念で、未だはっきりと明記した書物に出会ったことがありません。

東洋はり医学会の書物「わかりやすい経絡治療」には、「火性で後ろは背の第13椎(第一腰椎)につき、前は上焦・中焦・下焦に分かれ、栄衛の循環生成、排泄の系統になっている。」と書かれています。

上焦とは身体の横隔膜から上の部分です。中焦は横隔膜から腰のあたりまで。下焦は腰から下を指します。

これらの身体の内部の膜状の組織を指しているという説が有力です。 私はこれらが身体の中の気・血・津液(水、)の循環の通路をなしていると解釈しています。

21時~23時に三焦の経路を浄化していると考えられています。いつもこの時間に不調が起きたり、身体が浮腫む、身体の冷える、若しくは熱、難聴、耳鳴りなどの耳のトラブルがある場合は、三焦経に異常があるかもしれません。

今回はここまでとします。

次回は子午理論の治療に関してのことを取り上げたいと思います。

 

 

※当院では寝たきりの方、歩行が困難な方、手足の筋肉に麻痺や関節に拘縮(こうしゅく)のある方に対しての、国家資格者による訪問医療マッサージを行っています。

現在、若干名の患者さんを受け入れる余裕があります。健康保険を使った施術になります。

1回あたりの治療費は、1割負担の方の場合→約300円~430円です。

健康保険を利用するため、医師の同意書が必要です。詳しいことは、お電話にてご説明いたします。

ご不明な点は、お気軽にお尋ねください

はり灸マッサージはれ治療院)

愛知県豊橋市の伝統鍼灸術とマッサージ・手技療法の治療院
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