脈を診る17回目です。
今回は「推してこれを上げ、上げて下らざるは足腰の清(ひ)えなり」です。
これも池田政一先生の解説を引用します。
「寸口(すんこう)には脈があり、尺中(しゃくちゅう)は虚している場合は足腰が冷えている」となっています。
我々が手首の橈骨動脈で脈診するときは、橈骨茎状突起(とうこつけいじょうとっき)という骨の出っ張りの辺りに術者の中指を当てます。その中指に自然に沿うように人差し指と薬指も当てます。 人差し指が当たる患者の手首のくびれの部分を「寸口(すんこう)」、中指の当たるところを「関上(かんじょう)」、薬指の当たる部分を「尺中(しゃくちゅう)」と呼びます。
つまり、寸口に脈が感じられるのに、尺中に感じられない時は足腰(下半身)が冷えているということを言っています。
今回はここまでとします。
当院では寝たきりの方、歩行が困難な方、手足の筋肉に麻痺や関節に拘縮(うしゅく)のある方に対しての、国家資格者による訪問医療マッサージを行っています。
現在、若干名の患者さんを受け入れる余裕があります。 健康保険を使った施術になります。
1回あたりの治療費は、1割負担の方の場合→約300円~430円です。
健康保険を利用するため、医師の同意書が必要です。 詳しいことは、お電話にてご説明いたします。
ご不明な点は、お気軽にお尋ねください
はり灸マッサージはれ治療院)
愛知県豊橋市の伝統鍼灸術とマッサージ・手技療法の治療院
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