当院では「小児はり」もやっているので、子供の患者さんもよく来られます。

最近の傾向として、冷たいものの飲食による原因で様々な症状が引き起こされていることが多いように思います。

例えば、下痢や便秘、吐き気などの消化器症状、頭痛、喘息様の咳、鼻づまりや鼻炎やアレルギー、身体がだるいなどです。

東洋医学の考えでは、食べた飲食物をお腹の中で加熱し、蒸気のようなものをつくり、それが「気」というエネルギーと呼ばれています。 つまり、お腹の中で水を沸騰させ蒸気を作るような感じです。

しかし、そこに冷たい水分や氷を入れたら蒸気が作られなくなります。つまり、気というエネルギーが不足します。

その結果、疲れやすくなったり、身体の不調が回復しにくくなったりします。

更に、エネルギーになれなかった水分は浮腫みとなって体に溜まっていきます。余分な水分が体にくっついているので、冷えたり体が重く感じられます。水分は重力によって下の方へ行くので、脚や腰の冷えにつながっていきます。

当然、骨盤空内も冷えてきます。骨盤腔内には子宮や卵巣、膀胱、直腸などが収められていますので、子供に限らず大人でも婦人科、生殖器のトラブル、便秘、下痢、頻尿などに発展していきます。

確認方法として舌診(ぜつしん)があります。鏡の前で舌を出してみてください。舌の中央が白くなっているのはお腹が冷えている証拠です。多くの場合、冷たい飲食が原因です。舌の中央が白い人は今からでも冷たい飲食は控えた方がよいですよ。

皆様、冷たい飲食は毎日の習慣にはしない方がよろしいかと思います。週末だけとか、家族でレジャーに出かけたときくらいにするなど、工夫されると良いと思います。

はり灸マッサージはれ治療院)

愛知県豊橋市の伝統鍼灸術とマッサージ・手技療法の治療院東洋医学・脈診流鍼灸(経絡治療)・刺絡、吸い玉による瘀血(おけつ)治療・按摩・指圧・マッサージ・スポーツマッサージその他手技療法・
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