膈兪(かくゆ)というツボがあります。

足の太陽膀胱経(あしのたいようぼうこうけい)という経絡(けいらく)に属するツボです。

背中の左右の肩甲骨の下と背骨を結ぶライン上です。背骨(第7椎と第8胸椎の間)から外に指幅2本分行ったところで、コリコリしたところです。

実際にはこの規定の場所から多少上下左右などコリコリした部分がずれている事も多いので、「ここら辺の凝りのある部分」と解釈してください。

このツボは、とても使用頻度が高いツボでです。

・別名「血会(けつえ)とも言い、血液に関する病気全般に使われます。

・「膈(かく)」という字は横隔膜を意味するもので、横隔膜の痙攣であるしゃっくりの治療などにも使われます・

・肩や腕などの上肢(じょうしの)疾患全般に使われます。(五十肩、腱鞘炎、ばね指)

・不眠症

・消化器疾患「肝兪(かんゆ)、脾兪(ひゆ)というツボとともに「胃の六つ灸(いのむつきゅう)」と呼ばれ、用いられます。

私もよく五十肩、腱鞘炎、不眠症などにも使います。よく聞くと思います。

面白いことに、腱鞘炎の患者さんにこのツボを使って治療していると、「最近、よく眠れる」と言われたりします。他の効能も得られたりします。

 

ここにピップエレキバンなどの磁石などを貼ったり指圧すると、上記の効果が期待できます。自分で治せなかったらご来院頂けたらと思います。

 

 

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